保険と健康のクイズの解説

暑いところに長くいたり、運動をしていて、大量に汗をかき、水分や塩分が不足し、体の中に熱がたまり、けいれん・頭痛・吐き気などの症状が起こる病気は何ですか?
  • ア. 虫垂炎ちゅうすいえん
  • イ. 熱中症ねっちゅうしょう
  • ウ. 骨折こっせつ
解説
熱中症ねっちゅうしょうになると、体温がかがって体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体温調節機能たいおんちょうせつきのうが働かなくなるため、体温上昇、めまい、頭痛ずつうなどいろいろな症状を起こします。熱中症ねっちゅうしょうを予防するためにはどうすれば良いか調べてみましょう。
2019年、日本の死亡原因しぼうげんいんの第1位は何ですか?
  • ア. 悪性新生物(がん)
  • イ. 骨折こっせつ
  • ウ. 交通事故こうつうじこ
解説
2019ねんの死亡事故しぼうじこ順位じゅんいは、第1位「悪性新生物(がん)」第2位「心疾患しんしっかん※高血圧性を除く」、第3位「老衰ろうすい」、第4位「脳血管疾患のうけっかんしっかん」、第5位「肺炎はいえん」でした。
赤ちゃんがうまれるときに、助けてくれるお仕事をしている人の職業は?
  • ア. 運転手うんてんしゅ
  • イ. 助産師じょさんし
  • ウ. 理学療法士りがくりょうほうし
解説
助産師じょさんしは、お母さんや赤ちゃんの状態を見て、お産の進行を手助けしたり、赤ちゃんをとりあげる「分娩介助ぶんべんかいじょ」を行います。また、お母さんや赤ちゃんの体調管理たいちょうかんり母乳指導ぼにゅうしどう、赤ちゃんを育てるための保健指導ほけんしどうなどを行います。
唾液だえきは、食べ物飲み込みやすくしたり、虫歯を防ぐ大切な働きをします。1日にどれくらいの唾液だえきが出ているでしょうか?
  • ア. 約1~1.5リットル
  • イ. 約10リットル
  • ウ. 小さじ1杯
解説
唾液だえきのはたらきは、食べ物をしめらせて飲み込みやすくしたり、食べ物を分解することです。また、口の中を清潔せいけつに保つなど、殺菌さっきんのはたらきもあります。唾液だえきは1日に約1~1.5リットル出ています。これは、200mlの牛乳パック5~7個くらいです。赤ちゃんは唾液だえきをいっぱい出すことで、病気の原因となる病原菌びょうげんきんなどから体を守っています。
卵子らんしはどこで作られて発育はついくしますか
  • ア. のう
  • イ. 
  • ウ. 卵巣らんそう
解説
卵子らんし(命のもと)は、直径0.12~0.14mmの大きさです。卵子は卵巣らんそうの中で発育します。
精子せいしはどこで作られますか?
  • ア. 精巣せいそう
  • イ. 大腸だいちょう
  • ウ. 
解説
精子せいし(命のもと)は、長さ0.05mmです。精子は精巣せいそうで作られます。精子は精のうや前立腺せんりつせんなどから出される液と混ざって精液となります
バランスのとれた食事は、炭水化物たんすいかぶつ脂肪しぼう無機質むきしつ(カルシウムなど)、ビタミンと、あとひとつは何?
  • ア. タンパク質
  • イ. チョコレート
  • ウ. 塩
解説
体のよりよい発育には、食事・運動・休養・睡眠が関係しています。食事の五大栄養素ごだいえいようそは、炭水化物たんすいかぶつ、タンパク質、脂質(脂肪)、無機質むきしつ(ミネラル・カルシウムなど)、ビタミンを言います。健康な体と心を育てるには、これらの栄養バランスを整えることが大切です。
息を吸ったり吐いたりする運動をなんといいますか?
  • ア.消化(しょうか)
  • イ.呼吸(こきゅう)
  • ウ.ストレッチ
解説
息を吸ったり吐いたりする運動を呼吸こきゅうと言います。生きるためのエネルギーは酸素さんそと食べ物の栄養分えいようぶんから作られます。エネルギーは、体内で二酸化炭素にさんかたんそになります。呼吸は、空気中から酸素を吸って、体内にできた二酸化炭素にさんかたんそを吐き出すために行われます。
骨が成長することで、私たちの身長は伸びていきます。骨の成長に大切なのは、食事・睡眠、あとひとつは何でしょう?
  • ア. ゲームをする
  • イ. 運動をする
  • ウ. テレビを見る
解説
身長が伸びるのは、骨が成長するからです。骨を成長させるために、成長ホルモンが関係しています。成長ホルモンは睡眠中に多く分泌ぶんぴつされます。また、丈夫じょうぶな骨をつくるには食事が大切です。肉や魚、卵やマメ製品に含まれるタンパク質、乳製品にゅうせいひん海藻類かいそうるいに含まれるカルシウムも丈夫な骨を作る大切な栄養素です。日光にあたり、適度な運動も骨を丈夫にするために大切なことです。
食中毒しょくちゅうどくの原因となるウイルスは何ですか?
  • ア. ノロウイルス
  • イ. スピードウイルス
  • ウ. ヘロヘロウイルス
解説
最近、食中毒しょくちゅうどくは1年を通じて発生しています。病原体びょうげんたいによる食中毒にはO157やノロウイルスがあります。食中毒予防の三原則は食中毒菌しょくちゅうどくきんを「つけない」「ふやさない」「やっつける」です。食中毒予防をするために私たちができることを皆さんで考えてみてください。
お薬を調合ちょうごうしたり売ったりすることのできる職業はなに?
  • ア. パイロット
  • イ. 看護師かんごし
  • ウ. 薬剤師やくざいし
解説
薬剤師やくざいしは、医薬品全般いやくひんぜんぱんについて幅広はばひろ知識ちしきを持つ「薬」の専門家せんもんかです。薬局やっきょく病院びょういんなどで処方箋しょほうせんに基づいて調剤ちょうざいや薬の説明をしたり、薬を販売したり、相談にのったりすることができます。
学校給食がっこうきゅうしょく献立こんだてを考えてくれる人は誰ですか
  • ア. 介護士かいごし
  • イ. 魚屋さん
  • ウ. 栄養士えいようし
解説
栄養士えいようしは、病院びょういん施設しせつにいる方に対して、専門的せんもんてき知識ちしきを必要とする栄養指導えいようしどう給食きゅうしょく献立こんだて作成さくせいすることを主な仕事としています。
虫歯や歯周病ししゅうびょうの原因となる歯垢しこうをつくっている口の中の菌を何といいますか?
  • ア. ミュータンス菌
  • イ. ダンス菌
  • ウ. タンニング菌
解説
歯垢しこうは、口の中にいるミュータンス菌が口の中の等分を分解ぶんかいして、ねばねばと歯にこびりつきます。虫歯は歯垢の中の細菌が糖分を酸に変え、歯の外側のエナメル質を溶かし始めることから起こってきます。歯周病ししゅうびょうは、歯と歯茎の隙間に歯垢がたまり、歯垢の中の細菌によって歯茎が赤くはれたり出血したりします。
熱が出るのはどうしてですか?
  • ア. 血液中の白血球はっけっきゅうが、体内に入ってきた病原体びょうげんたいと戦っているから
  • イ. 肥満ひまんだから
  • ウ. 便秘べんぴだから
解説
体の中に病原体びょうげんたいがはいってくると、血液中の白血球がこれをやっつけようとして戦っているために熱が出ます。体温が38度~40度くらいになると病原体びょうげんたいの活動が弱くなるのです。反対に体を守る免疫細胞めんえきさいぼうの活動は高まると言われています。
クリミア戦争で、敵・味方の分け隔てなく負傷者へ献身的な看護を行ったイギリスの女性看護師の名前は何と言いますか?
  • ア. マリ・キュリー
  • イ. エリザベス・テイラー
  • ウ. フローレンス・ナイチンゲール
解説
フローレンス・ナイチンゲールは、イギリスの看護婦、社会事業家、統計学者、看護教育学者、近代看護教育の母として有名です。ロンドンの聖トーマス病院に付属してナイチンゲール看護学校を設立しました。一度、ナイチンゲールの伝記を読んでみてください。

参考図書
★わたしたちの保険 5・6年(文教社)
★わたしたちの保険 3・4年(文教社)
★こころと体まんが?ワールド(大塚ホールディングス株式会社)
★食と栄養 食べる・食べない・食べれないの巻(大塚ホールディングス株式会社)
★知ってる?自分の体 健康診断は成長チェックの巻(大塚ホールディングス株式会社)