離島の田舎暮らしQ&A。よくある「不安なこと」に解答します

転勤をはじめ、何かしらの理由で田舎で暮らすことになった方にとって、不安はつきものですよね?

「本当に田舎で暮らしていけるのか」
「田舎で困ることはないのか」
「住む場所はどうすれば良い?」
「仕事はあるの?」

などなど。
思うことはたくさんあるでしょう。
そこで今回は、少しでも不安の解消に繋がるよう、田舎暮らしについて解説していきます。

住む家をどうやって探す?


移住するにあたって、最初に考えるのは住む場所ですよね?
田舎の場合、都会と違って賃貸のマンションが立ち並んでいるわけではありません。
多くの場合、一軒家を買うか、借りるかという選択肢になります。

賃貸の場合は最寄りの管理会社に連絡することになります。
移住する場合は「空き家バンク」で家を探すことも可能なので、役場か、暗しをサポートしてくれる機関に連絡してみましょう。

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学校にはどうやって通う?


お子さんがいらっしゃる場合、次に心配なのが学校ですよね。
島であっても、小中学校に通えないことはありませんが、どの学校に、どうやって通学するかは調べておく必要があります。
小豆島のように大きな島であれば、小中学校があるので心配いりませんが、場合によっては船を使って通学しなければならない島もあります。

また、高校が通える場所にない場合、寮生活になる可能性もあります。

仕事はどうやって探す?


ご自身の転勤の場合や、リモートでの仕事を考えている場合は仕事を探す必要はありませんが、それ以外の場合、職探しは少し気になるところですよね。
島の規模にもよりますが、ある程度人口の多い島であれば、仕事を選ばなければ働き口は見つかるケースが多いです。

また、最近ではリモートでも仕事を受けられるクラウドサービスなどもあるので、パソコンでの仕事がある程度こなせる方であれば、インターネット環境さえあれば仕事には困らないかもしれません。

日用品の購入はどうする?


都会のように多くのものがそろう量販店は田舎にはありません。
ただ、そこで生活をしている人がいる以上、最低限の生活をするためのものは買いそろえることが可能です。
それ以外にほしいものがある場合はインターネット通販に頼る必要があるでしょう。
離島のため料金は余分にかかってしまいますが、ほしいものを購入することは可能です。

インターネット環境は整っている?


買い物や仕事など、さまざまなところに「インターネット環境」がある以上、そもそもインターネットは使えるの?
という疑問が出てきますよね。

実は、島のインターネット環境は意外と発達しています。
波照間島や西表島など、沖縄県の小さな島でも光回線が繋がるようになっています。
光回線が届いてさえいれば、回線のシェア数が少ない分、都会よりも快適な環境と言えるでしょう。
「夜8時~12時頃までのピーク帯は回線が遅くなる」
なんてことはもう起こりません。

虫が苦手なのはどうすれば良い?


女性の方は特に、虫が苦手という方が多いでしょう。
都会に比べて田舎は虫が多いことは事実で、今後も変わることはないでしょう。
だから、こればっかりは慣れていくしかありません。

ちなみに、田舎にも虫が嫌いな人はいます。
ただ、嫌いだけど慣れているので必要以上に怖がったり嫌がったりしません。
最初は大変かもしれませんが、住んでいれば少しずつ慣れていく方が多いです。

ご近所づきあいの問題ってあるの?


田舎には特有のコミュニティがあり、中に入れるか、入れないかが大きなカギになると言われます。
実際、島では規模が小さいため、都会のように「隣に住んでいる人の顔を知らない」といったことが起こりにくく、場合によってはご近所づきあいが大切になってきます。

人付き合いに関しては都会でも起こる問題ですが、田舎ではコミュニティの数が少ないため、少し慎重になる必要はあるかもしれません。
また、島によっては外から移住してきた人を「よその人」として扱うことがあり、歓迎してくれるか、敬遠されるかもそれぞれです。

大変かもしれませんが、面倒くさがらずにご近所づきあいを続け、周囲の人達に自分のことを知ってもらうことが大切です。
わずらわしさを感じるかもしれませんが、うまく付き合うことができれば、都会での暮らしよりも楽しく生活できるはずです。

病院はある?


島の医療は都会ほど発展していないので、医療機関については気になるところでしょう。
実際に、小豆島ですら大きな総合病院は島に1つしかありません。
そのため、持病などで通院が必要な方はや、発作などが起きた時に対応が難しい病気を抱えている方は島での暮らしはおすすめできません。

何かあった時に車を走らせればなんとかなる本州と違い、島は船でしか本州に渡ることができません。
医療機関の充実は島が抱えている問題のひとつでもあります。

小豆島では現在、医療機関で働いていただけるスタッフを募集しています。
興味のある方はぜひ、小豆島ナースサポートセンターまでご連絡ください。