田舎暮らしで成功するために考えておきたい6つの条件をご紹介

地方への移住を考えている人が増える中で「田舎暮らしに憧れを抱く人」も少なくないようです。
自然に包まれたのどかな場所で、ゆったりとした時間を過ごしたい。
都会の方なら一度は抱いたことがある憧れなのではないでしょうか。

ただ、田舎への移住は、誰もが成功するわけではないようです。
「移住してみた結果、思っていたのと違った」
「自分には田舎よりも都会の暮らしの方が合っていた」
など、中には移住てみたものの、うまくいかないことも。

では、
「移住してよかった」
「田舎暮らしが楽しくて仕方がない」
となるには、どうすれば良いのでしょうか。

今回は、田舎暮らしで成功するために必要な6つの条件を紹介していきます。
ぜひ、参考にしてみてください。

その1 なぜ田舎暮らしをしたいのか理解している


都会で育って田舎に移住する人に比べて、Uターンで田舎に帰る人の方が上手くいきやすいのはなぜでしょうか。
もともとの繋がりがあったり、家族の紹介で地元の人と繋がるきっかけがあるから?

もちろん、それもあるでしょう。
しかし、それ以上に持っているアドバンテージはすでに「田舎で暮らした経験がある」ことではないでしょうか。
田舎に住んだことがあれば、おのずと生活のイメージができます。

「夏は虫だけじゃなく、カエルや蛇も多くて苦手」
「おじいちゃん、おばあちゃんもイノシシやサルには困らされていたな」
「田舎の交友関係って繋がりが深すぎて大変そう」
など、田舎の生活の良い面だけでなく自分が苦手だと感じている面をすでに理解しているので、想像を超えたマイナスイメージを抱きにくい点も挫折しにくい理由のひとつ。

その上で、
「稲作や農業を教えてもらおう」
「今まで以上にキャンプを楽しめる」
などのプラスイメージが積み上げていけるため、成功しやすくなっています。

その2 自然の楽しみ方を知っている


あなたはキャンプをしたことがありますか?
たくさんの自然に囲まれて、景色の良い空間で、ゆったりとした時間を過ごしながら雰囲気を楽しむ。

そんな憧れを持って実際にやってみたけれど、テントを設置したら特にやることもなく、自然もキレイだなぁと思ったけれどすぐに慣れた。
ひたすらどうやって暇をつぶそうか考えた結果、持参していたパソコンでインターネットを見ていた。

そんな方は、おそらく田舎の暮らしをしてもうまくなじめないのではないでしょうか。

「キャンプが好きで、毎日自然を感じられる場所に住みたくなった」
「ベランダの家庭菜園ではなく、大きな畑で野菜を育ててみたくなった」
「毎週末、わざわざ車で山に出かけていくのが面倒くさい」

など、日常的に自然を楽しんでいて、「田舎に移住すれば毎日自然を楽しめるのに」と思っている人の方が、田舎への移住で成功しやすいです。

その3 情報の収集や活用が上手い


SNSを活用して都会にいた時の友人と交流したり、移住制度を利用してスムーズに移住を叶えたり。
あるものを活用し、スムーズに物事を進められる人は、都会での生活をしながら移住の話を効率的に進められる可能性が高いです。

例えば、空き家の活用制度を利用し、古民家を改修して住みたいと考えていても、インターネットで見るような古民家を見つけて改修できるとは限りません。
家族全員の意見が上手く一致しなかったり、手続き関係で想像以上に労力が発生したり、移住する前から大変な思いをすることも。

課題が出てきたり、相手のことを考えてやり取りをしたりできる人は、都会でも田舎でも交友関係をうまく進められる人が多いです。
また、田舎で何かあった時、SNSでの交流が息抜きになることもあるでしょう。

その4 「郷に入っては郷に従え」を実現できる


郷に入っては郷に従えということわざもあるように、都会には都会の、田舎には田舎のルールがあります。
挨拶、ご近所づきあい、寄り合いといった「地元の人との付き合い方」もそのひとつ。

特に田舎の場合、ご近所どうしのつながりも深く、挨拶もしない、ご近所づきあいも上手くない、寄り合いにも顔を出さないとなると
「新しく移住してきた人は人づきあいも挨拶もろくにできない」
となってしまう可能性があります。
最悪の場合、寄り合いなどでそんな話が広まってしまい、肩身の狭い思いをしてしまうことも。

そうならないように、最初は少しムリをしてでも挨拶やご近所づきあいを大切にしておきましょう。

その5 両親や友人の繋がりが強すぎない


移住に反対する人だったり、ダメだったら戻っておいでと言ってくれる人だったり、周囲にはあなたのことを心配してくれる人がたくさんいます。
もちろん、ありがたい存在なのですが、口うるさく言う人が少ない方が、移住に関しては成功しやすいようです。
「あいつは図太いから、放っておいても生きていけるでしょ」
などと、信頼半分、呆れ半分で放置してくれるくらいがちょうど良いのかもしれません。

もし、両親や友人から「田舎への移住」を止められた場合、なぜ移住がしたいのか、どんな暮らしに憧れているのか、生活はどうしていくつもりなのかなどをきちんと説明しましょう。
口出しをしてくる人の多くはあなたを心配してくれている人。
だから、想いやビジョンを上手く伝えることでもしかすると応援してくれるようになるかもしれません。

身内や親しい友人を上手く説得できなくて、田舎の人づきあいがうまくできるはずがないくらいに思って、うまく説得すると良いでしょう。

その6 前職のスキルや繋がりを活用できる


仕事を辞めて、移住先で新しいことを始める方も少なくありませんが、できれば前職からの繋がりを維持できた方が生活が安定します。

例えば、
インターネット関連の仕事をしていて、都会に住んでいなくても定期的に仕事を振ってもらえる。
医療や福祉関係など、前職で得た資格を活用して、移住先でも同じ仕事ができる。
といったこともそのひとつ。

仕事が見つからなかったり、転職先での仕事が上手くいかず、再度転職しなければならなかった場合、知らない土地で大きなリスクを抱えてしまうことになります。
また、就農の場合も最初の年から農作物がたくさん採れるとは限りません。
そういったリスクを回避できるという点でも、前職で持っていたものをうまく活用できるのが理想的です。

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