田舎暮らしの問題点ってなに?将来設計を考えて移住を検討しよう

地方への移住を考えている方は、田舎暮らしにどんなイメージを抱いているでしょうか。
都会で暮らしている人の中には、田舎でのんびり暮らしたいという思っている方も少なくありません。
一方で、田舎で暮らしている人は都会に憧れている人が多いのも事実です。

では、田舎での暮らしにはどんな問題点があるのでしょうか。
「田舎の暮らしに飽きたので、都会での生活を体験しておきたい」
といった興味関心だけではなく、暮らしていくなかで都会にはない問題も多いのでしょうか。

憧れや勢いだけで田舎暮らしを決めてしまわないために、まずは田舎で暮らす問題点を知っておきましょう。

田舎の生まれの人のUターン率


Uターンを考えたり、実際に地元に戻ったりしている人の数は、都会でも地方でも、多くて約3割程度。
少ない県だと1割程度しかいません。

現実問題として、大学への進学や就職、結婚などで一度地元を離れると、なかなか戻ってくるタイミングはありません。
そのため、地方では一度離れた人が戻ってくる、もしくは戻りたいと思っている人は少なめ。

Uターン率は東京や大阪などの都市部が地方に比べて圧倒的に高い訳ではありませんが、大学への進学をはじめ「地元を離れざるを得ない」可能性が高い地方と、「わざわざ地元を離れる必要がない」都市部を考えると、地方から都市部に流れている人の方が多いことは簡単に想像できます。

夫婦がふたりとも田舎暮らしに憧れているのか


地方移住の理由のひとつとして挙げられるのが「子育て」です。
夫婦の考えとして、より良い環境で子供を育てたいと思うのは自然なこと。

ただ、その想いはいろいろあり、例えば
「より高いレベルの教育を受けさせたい」と「自然が豊かな場所で豊かな感性を育てたい」
では、向かうべきところも大きく分かれます。

特に、結婚している相手が同じ考え方を持っているとは限りません。
さらに、子育てが終わっても自分達は地方に住み続けることになるので、しっかりと将来のことを話し合っておく必要があります。

ずっと住み続けることができるのか


夫婦の問題だけでなく、土地柄や環境など、移住にはさまざまな違いがあります。
しかも、移住を決めるとなるとその土地にずっと住み続ける覚悟も必要となってきます。
そのため、田舎暮らしに不都合を感じないか、ちゃんと生活していけるかなど、問題点をしっかりと洗い出しておきましょう。

虫や動物が近い環境で問題ないか

都会に比べて田舎は虫や動物との距離が近いです。
豊かな自然があるということは、虫や動物が近くにいるということだという認識をしておく必要があります。

蛇やムカデ、蜂や我など、多くの人が嫌いな虫や動物は少なくありません。
人気のあるカブトムシやクワガタ、蛍なども、虫が苦手という女性にとっては怖いかもしれません。
少し苦手という方であればしばらく暮らしていれば慣れるでしょうが、本当に苦手な人は生活が苦になってしまうかもしれません。

ただ、もし子供に豊かな感性を持ってほしいという願いから、自然が多い地域に移住をするのであれば、虫や動物との共存もそのひとつ。
田舎の人も、ムカデや蜂が好きなわけではありません。
ただ、それが怖いものだということや、遭遇した時の対処法、そういった虫や動物たちと共存しているということを理解しておくことも、田舎で暮らす中で必要なことと言えるでしょう。

子供の教育環境に不安はないか

田舎には、自然が多くあるので小さいうちにいろいろなものに触れる機会を与えることは可能です。
ただ、教育環境は整っていないことが多く、近くに大学がないのは当たり前ということも。
そんな中で、どうやって教育を受けさせていくかは、田舎暮らしのひとつの課題とも言えます。

教材やインターネットを使ったサービスもありますが、せっかくならきちんとした熟などで教育を受けさせたいと思う方もいらっしゃるかもしれません。
実際に、よほどの田舎に移り住まなければ、田舎にもそろばん教室やちょっとした学習塾はありますし、実際に通っている子供たちも少なくありません。
ただ、もし移住の理由が豊かな自然の中で子育てをしたいということであれば、虫取りや魚釣りなど、豊かな自然との触れあいの中でさまざまな学びを得ることができます。

せっかく移住するのであれば、都会にはない、田舎ならではのものを活用した子育てをしていきましょう。

仕事の確保はできているか

移住の現実問題として、仕事を確保できるかどうかは大きな問題のひとつ。
働き方改革やリモートワークなどで、地方へ移住しても今の仕事を続けられるという方の場合、移住しても収入はあるので大きなマイナスにはなりにくいです。
一方、田舎に移り住んで仕事を探すという場合、ある程度の目算をしておかないと、田舎暮らしを楽しむこともできなくなってしまいます。
仕事の確保は移住において最優先なので、田舎に移住をしてどのように暮らしていくのかもふくめてしっかりと検討しておきましょう。

田舎の仕事事情については、下記ブログでもご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

田舎は仕事がないって本当?4つの仕事の探し方についてご紹介します

病院などの医療環境は整備されているか

移住できちんと考えておかなければならないのが病院をはじめとする医療の問題です。
子供が小さいうちはけがをしたり病気になったりするたびに訪れる必要があります。
そして、自分自身もかかりつけの病院を見つけておくとより安心できます。

田舎によっては小さな病院しかないところもあるため、病気をしがちな方や持病がある方などは特に、医療がある程度整備された環境で生活しておく必要があります。

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