離島で看護師をしたいと思っている方に小豆島をおすすめしたい5つの理由

都会の病院ではなく、田舎の病院で地方医療に貢献したいという想いを持っている看護師さんも少なくないでしょう。
地方と言ってもさまざまで、山の中の小さな町から海に囲まれた離島まで、日本各地に看護師を必要としている場所があります。

小豆島もそのひとつです。
季節を問わず訪れられるさまざまな観光名所があることから、島を訪れる人は少なくありません。
さらに、移住人気の高い土地でもあり、本州から転居してくる方もかなりいらっしゃいます。

一方で、大学や就職で本州へと渡っていく若い人も多く、島全体で見ると過疎化が進んでいるのが現状です。
そんな小豆島が、「離島で看護師」を目指している方々にとっておすすめしたい場所である理由をご紹介します。
小豆島に興味を持っていただき、移住候補のひとつとして考えていただけるとうれしいです。

小豆島って本州に通いやすい離島


離島といっても日本全国にはいろいろな島があって、淡路島のように高速道路で繋がっている便利な場所もあれば、飛行機と船を乗り継いでしか行けないような島もあります。
そういった意味では、穏やかな瀬戸内海に浮かぶ小豆島は、船でしか行けないけれど、とても便利な離島と言えます。

というのも、港は「土庄」「池田」「草壁」「坂手」「大部」と、5つもあり、香川県は高松市、岡山県の玉野市、岡山市、備前市(日生)、兵庫県の姫路市、神戸市と、本州・四国のさまざまな港と繋がっています。
高松港からであれば、朝6時から夜は21時まで、1時間に1本以上の便が運航しています。
車を乗せることもでき、約1時間の移動時間で到着できるという点も便利なポイントのひとつ。

移動手段は限られていますが、比較的気軽に訪れられる場所と言えます。
さらに、瀬戸内海は海が穏やかなので、台風でも来ない限りフェリーが運休になるようなことはめったにありません。

≫フェリーの詳しい情報はお役立ちリンクをチェック

のどかだけど思っていた以上に便利な小豆島


離島と聞くと、海と緑に囲まれた田舎の町を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?
ただ、小豆島は瀬戸内海では淡路島の次に大きな島。
土庄町と小豆島町というふたつの町が合わさっていて、かなりの広さがあります。

フェリーを含めた交通事情も相まって、香川県内のスーパーも進出してきているため、街中で暮らす分にはそこまで不便を感じません。
小豆島唯一の総合病院「小豆島中央病院」での勤務を考える場合、池田港付近での生活が最も便利ですが、近くには24時間営業のコンビニエンスストアもあります。

船を使わないと本州・四国に行けないことを除くと、ちょっと田舎の港町で暮らしているのとさほど変わらないかもしれません。

自然に芸術にと多趣味な方でも大満足


小豆島には、さまざまな観光名所があります。
有名どころでいくとエンジェルロードや寒霞渓、オリーブ公園や千枚田、ギネス認定の世界一狭い海峡「土渕海峡」などなど。
映画二十四の瞳の映画村をはじめ、映画やドラマのロケ地が島内には点在していて、スクリーンを通して見た風景で現実に過ごすことができます。
瀬戸内国際芸術祭の会場にも選ばれていて、島全体にアートな作品が見られるので、ちょっとお散歩するだけでもさまざまな視点が楽しめます。

さらに、1日で自転車をちょうど1週できるくらいの手ごろな広さはサイクリストの方々からも人気のコースに。
2時間半で豊かなバリエーションの景色を楽しめる寒霞渓のハイキングコースや、間近に海を望める景色を楽しめるキャンプ場など、アウトドア好きの方々を楽しませるレジャーもそろっています。

忙しい医療現場と癒してくれる息抜きの場所が豊富なので、仕事と遊びを両立しやすい点も大きな魅力です。

小豆島の医療現場はまだまだ人手不足!

離島といえば、病院に設備が整っていないイメージがあるかもしれませんが、そこはご安心ください。
小豆島には総合病院があり、島内の方々の医療を一手に引き受けています。

過疎が進んでいる町でもあり、いつでも人では足りていない状態。
若い力はいつでも募集しています!

慌ただしい都会の医療現場に比べると少し種類は変わってくるかもしれませんが、島の人たちの温かさに触れながら日々仕事をすることはやりがいにも繋がります。

給料は都会の現場と大きく変わらない?

都会の病院の給料はだいたい月30万円くらいがベースになるかと思います。
小豆島の医療現場は、メインが小豆島中央病院になりますが、給料はそこまで大きく変わりません。
月給にすると都会の病院にくらべてやや収入は落ちるかもしれませんが、生活費のことを考えると家賃がかなり安く、支出もおさえることができます。
瀬戸内海の離島で、ゆったりと医療に携わっていきたいという方にとっては、特に小豆島はおすすめしたい場所のひとつと言えるでしょう。

移住を考えている場合、賃貸だけでなく空き家バンクを使った支援もあるのでぜひチェックしてみてください。

≫各町の支援に関する詳しい情報はお役立ちリンクをチェック

離島で看護師をしたいと考えている方へ

いかがでしたか?
今回は離島で看護師をしたいと考えている方に、小豆島をおすすめしたい5つの理由についてご紹介しました。
もし、興味がある方は、私たち小豆島ナースサポートセンターに一度お問い合わせください。
私達が、看護の資格を持っている方々のお仕事をサポートさせていただきます。