進学や雇用の関係もあって若者も島を離れてしまうことが多く、少子高齢化が進んでいる小豆島。
でも、実は「生活しやすい環境」と「ゆったりと落ち着いた生活」を楽しむことができる土地でもあります。
近年では特に多くの方が観光で足を運ばれるようになっていますが、映画のロケ地になっている場所なども多く、魅力がたくさんあります。
そして、小豆島に住んでいる人が穏やかで温かいということも、暮らしやすさの理由のひとつとなっています。
「私たちの故郷である小豆島の生活を守りたい」
それは、この地域で医療をしている人なら誰もが持っている想いです。
ただ、小豆島では高齢化が進み、人口は減っているのに、医療を必要としている方は年々増えています。
この流れは今後も大きく変わることはありません。
10年先、20年先を考えた時、このままでは求めている方々に十分なサポートができなくなってしまう。
医療の最前線で働いているからこそ、その現実は誰もが実感していました。
小豆島ナースサポートセンターが誕生した理由
一方、医療関係者の中には「地域医療」に興味を持ち、小豆島のような地域の助けになりたいという想いを持っている方もいらっしゃいます。
また、小豆島に住んでいて、過去に医療関係の仕事をしていた方にも「自分にできることがあればなんでも手伝いたい」という想いを持ってくださっている方もいらっしゃいます。
なかったのは、
「助けになりたい」という想いと「助けてほしい」という願いを繋ぐための環境
「手伝いたい」という想いと「手伝ってほしい」という希望をカタチにする場所
でした。
想いを持った方の力をお借りすることができれば、小豆島で生活している方々の暮らしはもっと豊かになる。
それをカタチにできる場所と環境を作らなければならない。
そんな使命感のもと「小豆島ナースサポートセンター」は誕生しました。
地方で医療関係の仕事に就くために、移住先を探している方が安心して小豆島で暮らし、お仕事ができるような環境を整える。過去に医療関係のお仕事をされていた方に「空いた時間だけでもお手伝いしていただける」ような環境をつくる。それによって、小豆島の人々がこれからも安心して暮らしていけるようにしていかなければならない。私たちは、これからも小豆島の方が安心して暮らしていけるよう、力を尽くしていきます。